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犯罪経歴証明書をニュージーランドで申請:オークランド、ウェリントン、クライストチャーチの窓口は?

Tips · 2026-11-02 · 8 min read

日本人女性がニュージーランドの領事館窓口で、職員の案内を受けながら申請書に記入している。

ニュージーランドにいながら犯罪経歴証明書を取るなら、申請先は住んでいる地域を管轄する日本の在外公館(大使館・総領事館)です。窓口に本人が行き、指紋を採ってもらう必要があり、発行までは2〜3か月かかります。ビザの申請に使う予定があるなら、日程から逆算して早めに動くことが大切です。

犯罪経歴証明書とは何か

警視庁は、渡航証明書、犯罪経歴証明書、無犯罪証明書は同じ書類だと説明しています。英語では「Certificate of Criminal Record」と呼ばれます。外国の機関から提出を求められたときに取る書類です。

ニュージーランドの認定雇用主就労ビザ(Accredited Employer Work Visa, AEWV)では、申請者に「良好な人物であること」が求められます。移民局は、警察証明書が必要かどうかを確認するよう案内しています。AEWVの全体像はニュージーランドの就労ビザAEWVのガイドで確認できます。

書類全体の準備はオーストラリア・ニュージーランドの就労ビザに必要な書類のチェックリストにまとめています。この記事では、そのうち犯罪経歴証明書を、ニュージーランド側から申請する場合に絞って説明します。

どの公館に申請するか:地域で決まります

在ニュージーランド日本国大使館は、住んでいる地域を担当する公館に申請するよう案内しています。担当地域は次のとおりです。

公館担当する地域連絡先
オークランド総領事館オークランドと北部の北島(Northland、Auckland、Waikato、Bay of Plenty、Ruapehu District)(09) 303-4106
ウェリントンの大使館ウェリントン、北島南部、カンタベリーを除く南島(04) 473-1540
クライストチャーチ領事事務所クライストチャーチとカンタベリー(03) 366-5680

オークランド総領事館はLevel 15, 41 Shortland Street、ウェリントンの大使館はLevel 18, The Majestic Centre, 100 Willis Street、クライストチャーチの領事事務所は172 Hereford Streetにあります。迷ったら、まず電話で担当地域を確認すると安心です。

申請の流れ(オークランドの場合)

オークランド総領事館の案内では、次の順番で進みます。ほかの公館は手順や予約方法が違う場合があるので、申請前に各公館のページを確認してください。

  1. 総領事館で、指紋用紙を受け取ります。
  2. NZ Fingerprinting Service、またはNZ Policeで指紋を採ってもらいます。
  3. 予約を取り、総領事館に本人が出向いて申請します。
  4. 発行を待ちます。処理には約3か月かかります。

大使館の案内では、申請の際に申請書、パスポートの原本、窓口で渡される指紋用紙が必要です。ニュージーランドまたはオーストラリアのビザ申請など、一定の目的では、必要な理由を示す書類は求められません。それ以外の目的では、理由を示す書類が必要です。

申請書に書く本籍地を先に確認する

申請書には本籍地(戸籍に記載された住所)を書く欄があります。大使館は、事前に確認しておくよう勧めています。本籍地は、住民票の住所とは別のものです。手元に戸籍の情報がなければ、日本の家族に確認してもらうと早く済みます。

パスポートと戸籍の名前が一致しているかも、確認しておきましょう。パスポートのローマ字は、原則として戸籍の名前をヘボン式で表したものです。書類ごとに綴りが違うと、提出先で説明を求められることがあります。

日本で申請する方法もある

日本に一時帰国する予定があるなら、日本の警察で申請する方法もあります。大使館は、日本で申請すれば数週間で発行されるとしており、急いでいるなら日本での申請を勧めています。国外に住んでいる人は、日本で最後に住民登録があった都道府県の警察に問い合わせます。

東京の例では、警視庁が窓口です。手数料は無料で、指紋を採るため本人が行く必要があります。受け取りまでの目安は約2週間で、郵送はしていません。ただし、すでに在外公館で同じ申請をした人は、同じ申請を日本で重ねてすることはできません。

ビザ申請で使うときの注意

ワーキングホリデーのビザでは、ニュージーランド移民局が警察証明書の提出を求めることがあります。その場合、申請時点で発行から6か月未満のものが必要です。早く取りすぎると、使う時点で古くなってしまいます。

ワーキングホリデーと雇用主のスポンサーによるビザは、別のものです。資金の証明など、ワーキングホリデーの準備はニュージーランドのワーホリで必要な資金の証明で説明しています。スポンサー付きで働くことを考えているなら、AEWVについての解説記事も参考になります。

オーストラリアのビザにも使う予定がある場合、在オーストラリア日本国大使館は、ビザの申請を始めてから警察証明書を申請するよう勧めています。証明書の期限が切れて、取り直すことを避けるためです。

申請前に手元に用意するもの

公館によって細かい手順は違いますが、在ニュージーランド日本国大使館の案内をもとに、基本の持ち物を整理すると次のようになります。

用意するものポイント
申請書本籍地を書く欄があります。事前に確認しておきます。
パスポートの原本コピーではなく原本です。証明書にはパスポート番号が載ります。
指紋用紙窓口で渡されます。指紋は、NZ Fingerprinting ServiceまたはNZ Policeで採ってもらいます。
必要な理由を示す書類ニュージーランドのビザ申請など、一定の目的では不要です。それ以外は必要です。

パスポート番号が証明書に載る点も覚えておきましょう。警視庁は、証明書を取ったあとでパスポートを更新すると番号が変わるため、更新の予定がある人は注意するよう呼びかけています。更新を控えているなら、先にパスポートを新しくしてから申請する順番も考えられます。

日程の組み立て方

発行までの2〜3か月は、ビザの申請準備と並行して進められます。たとえば、雇用主から採用の連絡を受けた段階、あるいはビザの申請に向けて動き始めた段階で、まず担当の公館と予約の取り方を確認します。そのうえで指紋用紙を受け取り、指紋を採り、申請に進む、という順番です。

ただし、早すぎる申請にも注意が必要です。移民局が警察証明書を発行から6か月未満のものに限っている場合、時間がかかった分だけ有効な期間が短くなります。受け取った日付を控え、ビザ申請の日から数えて余裕があるかを確かめてください。

申請に添える英文の職務経歴書も、同じ時期に整えておくと慌てません。Build AI CVのようなツールを使えば、英文CVの下書きを作る手間を減らせます。

よくある間違いと避け方

  • 締め切りの直前に動く:発行まで2〜3か月かかり、急ぎの対応はありません。ビザの日程から逆算しましょう。
  • 担当地域ではない公館に行く:先に担当地域を確認すれば防げます。
  • 本籍地を調べていない:申請書に書く欄があるので、事前に確認しておきます。
  • 代理人に頼もうとする:指紋を採るため、本人が行く必要があります。
  • 不要になった証明書を開封する:開封せずに返却するよう、大使館が求めています。

代行を名乗り、高い手数料や個人口座への急ぎの送金を求める話にも注意してください。申請先は日本の公的機関の窓口です。

よくある質問

ニュージーランドに住んでいても、日本の警察で犯罪経歴証明書を申請できますか?

在外公館のニュージーランド大使館の案内では、国外に住んでいる人は、日本で最後に住民登録があった都道府県の警察に申請について問い合わせるよう勧めています。日本に一時帰国する予定があり、急いでいる場合は、日本での申請も選択肢に入ります。

申請から受け取りまで、どのくらいかかりますか?

在ニュージーランド日本国大使館の案内では、2〜3か月かかり、急ぎの対応はありません。オークランドの総領事館も、処理には約3か月かかるとしています。ビザ申請の期限から逆算して、早めに動くのが安全です。

郵送や代理人での申請はできますか?

大使館の案内では、申請は管轄の公館に本人が出向いて行い、代理申請はできません。指紋を採るため、本人が窓口に行く必要があります。

証明書が不要になったら、どうすればいいですか?

大使館は、不要になった証明書は開封せずに返却するよう求めています。封をしたまま保管し、使わないと分かった時点で連絡しましょう。

ワーキングホリデーのビザ申請でも、犯罪経歴証明書は必要ですか?

ニュージーランド移民局(INZ)は、警察証明書の提出を求めることがあるとしています。提出する場合は、申請時点で発行から6か月未満のものが必要です。求められるかどうかは、移民局の案内で確認してください。

仕事探しと並行して準備するなら、ビザスポンサー付きの求人を見てみましょう。たとえば、クライストチャーチのFitter / Turner and Welderのように、ニュージーランドの求人も掲載されています。ニュージーランド移民局の案内はAEWVの公式ページ、オークランド総領事館の案内は公式ページで確認できます。

まとめ

  • ニュージーランドからの申請は、住んでいる地域を担当する日本の公館に、本人が出向いて行います。
  • 発行まで2〜3か月かかり、急ぎの対応はないので、早めに動きます。
  • 申請書には本籍地を書くため、事前に確認しておきましょう。
  • 日本に一時帰国するなら、日本の警察で申請する方法もあります。
  • ワーキングホリデーで求められた場合は、発行から6か月未満のものが必要です。

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